人の心をあやつる方法 ~2つの思考回路をを刺激する~
こんばんわ!
遅くなりましたが本日もやっていきましょう、消費者原則の9つめです!
それがタイトルにもある、「2つの思考回路」です。
人の心をあやつる方法
今回の内容を学習し応用すれば人の心を動かすことは可能だと思います。
実際にこの2つの思考回路を把握した上で広告は作られ、日々私たちの心を動かしているわけですから。
ではなぜ思考回路がわかると人の心を動かすことが出来るのでしょうか?
それはその思考回路がもっとも刺激されるように広告を打ち出すことで、人は何も迷わずにその通りの行動を行ってしまうためです。
ですが人はあくまで自分が決めたことだと思ってその行動を行います。
本当は広告によって導かれた思考だというのに、、、、笑
このように、消費者の思考回路を把握することは人の心を動かすことにつながります。
ではその思考回路を具体的に見ていきましょう。
中心回路
この思考は非常に論理的な思考です。何事を決めるにもそこに論理的な根拠を求めます。
脳で言うところの左脳をイメージしていただければわかりやすいかと思います。
ではこの思考はどんな時に用いられるのでしょうか?
それは自分にとってかなり重要度の高い決断をする際に用いられます。
例えば、家を買う時なんてそうですね。人生の中でも数回もない大きな買い物。金額もかなり大きいし今後の人生の中でもかなりの重要度を占めます。
ノリとテンションなんか一切出さず、一つ一つを根拠を持って話を進めていきますよね。
そんな時にはバチバチこの中心回路が働くというわけです!
周辺回路
こちらは中心回路とは違い、非常に感情的な思考です。論理的に根拠に求めるというよりはイメージや楽しそうな印象で物事を決めます。脳で言うとこちらは右脳的なイメージですね。
ではこちらはどんな時に用いられるのか?
中心回路とは逆で、そこまで重要度が高くない時です。
例えば、缶ビールをコンビニで買う時。ぶっちゃけどのメーカーを飲んでもそこまで味は大きく変わらないですよね(ビールにこだわりがある人ごめんなさい、、、)
そんな時は何で決めるでしょう?CMのイメージとかなんとなくの好みで決める人も多いのではないでしょうか。
このように、「なんか美味しそう」とか「なんかイメージ良い」とかとか。全く論理的ではない思考回路が周辺回路なんですね!
広告ではどう応用するの?
これは簡単。
ずばり!
「自分の商品がどちらの思考回路で決められるかを把握する」
ことでその答えが見えてきます!
例えば、自分の売りたい商品が「ガム」だとします。
ガムはどちらの思考を使うでしょうか?
もちろん周辺回路ですね笑
その場合は、「感情」を刺激するような広告を作れば良いんです。
"おいしそう"とか"綺麗な女優さん出てるなー"とかです笑。
ただ、なんとなくでも他のガムよりも良いイメージを持ってもらえれば人の心をあなたのガムに向かせることが出来ます。
つまり、人の心をあやつったってことですね。
では"ガム "とは似ても似つかない商品、「家」を売りたいとしましょう。
この場合は人はもちろん中心回路を使います。
なので感情だけではだめです。相手が自らを納得させることが出来るだけの根拠を提示しないといけません。
「耐震性」や「価格」、「周辺情報」などを事細かに伝えられるような広告にしましょう。
そうすることで消費者の中心回路ではそれらの情報を根拠として使い、購入を決めていただくことが出来ます。
これも人の心をあやつったことになりませんか?
人の心をあやつるなんて大それたことを言っているのは分かっています。
厳密にはこれだけでは人の心を動かせないのかもしれない。
ただ、この2つの思考を把握した上で戦略を練れば、かなりの精度で人の心を動かすことが出来ると僕は思います。
今回はここらへんにして。
また次回お会いしましょう。