〜素人学生がコピーライターになるまで〜

人の心を言葉で動かしてみたい素人のコピーライティングに関する学習記録です。

「長さの力」で人を動かそう

こんにちは。

 

ついにここまで来ました!

今回で第2章、消費者原則は最後の項目です。

 

最後の内容は「長さ = 力」というものです。

 

前回の記事で"証拠には論理を納得させる力がる"という話をしましたね。

writestarter.hateblo.jp

今回の内容はその証拠の使い方の応用編といったところでしょうか。

 

この方法を使うことでより効果的に証拠を使うことが出来る、

つまりは簡単に見た人の論理を操ることが出来るというわけです。

 

それでは内容に入っていきましょう!

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「長さ = 力」

長さとは?

まず気になるのは「長さ」ってなんのことだよ!という点だと思います。

 

結論からいうと、長さとは「証拠の数の多さ」ということです。

つまりは「長い = 情報量が多い」ということ。

 

広告の中にたくさんの事実や証言、統計的なデータを数多く盛り込むと

それを見た人はその商品やサービスに対して好感を持つらしいのです。

 

たとえばこんな感じ↓


プロアクティブ+ テレビCM

 

このプロアクティブのCMには数多くのデータと、3人がプロアクティブを褒めまくる証言が含まれています。

不思議と説得力があり、好感も持ちやすいCMになっていると思います。

 

なぜそんな簡単な方法で人は納得し、好感すら持つのでしょうか?

 

その答えは人間の根本的な性質が関係しています。

「人間 = 怠け者」

人間は物事を考える際にかなりの労力を必要とします。

 

ジュースを買う時にはそんなことないかもしれません。

 

しかし、車を買う、家を買うとなると話は別。

「どの車にしよう?デザインは?燃費は?」

 

というように、様々なことを調べたりしないといけないですよね。

つまり脳を使うと非常に疲れてしまうんです。

 

このように、

人間とは疲れるということを極力避けたい生き物。

出来るなら疲れないで簡単に判断を済ませたい生き物なのです。

 

そして、まさにその性質を利用したテクニックこそ今回の「長さ」です。 

「長さで人の思考を停止させる」

お待たせしました。

ようやくこのテクニックの解説です。

 

証拠となる情報を数多く提示すると人の思考は停止します。

なぜなら、人はそんなに多くの情報を1つ1つ処理することをしないから。

そんなところに労力は使いたくない怠け者なんですね。

 

すると広告を見た人はこう思います。

「こんなに多くのデータが載っていて、絶賛してるユーザーもたくさんいるならきっと良いものなんだろう」と。

 

特に調べてもいないのになぜかその広告を信頼するんですね。

 

信頼してくれればこっちのもの。

あとは見た人がお店に行き、その商品をレジに持っていくのを待つだけです。

 

まとめ

ではここで今回の内容をまとめましょう。

 

・「長さ = 証拠の多さ」

 

・人間は基本的に考えるのを嫌う生き物

 

・だから証拠が多ければ勝手に人は好感を持ち、信頼してくれる

 

・つまり、「長さ = 信頼 = 力」

というわけです。

 

いかがでしたでしょうか?

これにて消費者原則は全て終了です。

次からは第3章、思わず買いたくなる秘密のテクニック41

に入っていきます。

これからも更新続けていきますので、

よろしくお願いします!

 

ではまたお会いしましょう。