潜在願望に訴える
はい、今回は「恐怖」に続く2つめの消費者の基本原則についてまとめていきます。
それは「潜在願望」です。
潜在願望ってなに???
ここでいう潜在願望とは「自分もこんな風になりたい!」という願望のことです。
(憧れに近いですね)
人間にはあまり意識していなくても憧れや願望はあり、無意識のうちにそれを感じているものです。
僕も出来ることなら俳優などのようにかっこよく街を歩きたいですし、
女の子にモテモテの生活を送りたいです笑
これは皆さん口に出すことはほぼないと思いますが、
かっこ悪いよりはかっこいい方が良いし、可愛くない、美しくないよりは
可愛いとか美しいと思われたいのが人間だと思います。
お気づ気だと思いますが、ここにすでに消費者の「ニーズ」が存在します。
じゃあ広告は何をするの?
簡単です。
「あなたもこんな風にかっこよくなれるよ。この商品を使えばね!」
ということを伝えるんです。
このように、消費者の「潜在的な願望」を刺激するような広告を出すととても効果的だと
筆者は主張しています。
この消費者の特性をもろに利用しているCMがあります。
それは「化粧品」のCMです。例えば↓のCM。
化粧品のCMってその時旬な女優さんが出てきて、商品を使っているだけですよね?
でもとても魅力的に見えます。
まるでその商品を使えば自分もあの女優さんみたいに綺麗になれるかのように。
(文章にするととても恥ずかしい気がしますが、
多少でもそう感じ魅力的に思っている人は多いのではないでしょうか?)
そう考えると、世の中の広告にはこの「潜在願望への訴え」を巧みに利用したものが多いことが分かると思います。
特に単価がそこまで高くないものに関しては結構CMのイメージで買うものを決めてたりも僕の実体験としてあります笑笑
でもそれだけその効果が絶大ということですね。
さて、先ほど例で出てきた「女優さん」つまりは一定の世間的評価を持った有名人ですが、
このキーワードは次の消費者原理でも登場します。
その内容は次の記事で!
またお会いしましょう。