〜素人学生がコピーライターになるまで〜

人の心を言葉で動かしてみたい素人のコピーライティングに関する学習記録です。

<テクニック1>簡易性の心理を使う

こんにちは。

 

さあ、ついてに今回から第3章、人の心を動かす41のテクニックの内容に入っていきます!

 

初回の今回は「簡易性の心理を使う」という内容です。

簡易性の心理

完成の心理を使う、などと堅苦しい言葉で書きましたが、

結論を言うと「広告は端的で分かりやすくしろ!」というものです。

 

ではなぜそうしないといけなんでしょうか?

まずはその前提からまとめていきましょう。

 

なんで端的で分かりやすくないといけないの?

その答えは「そうしないと読んですらくれないから」です笑。

 

僕のようなコピーに興味がある人、他にも広告関係に興味がある人は多少長いコピーでもCMでも見てくれるかもしれません。

 

しかし、一般の人は広告にいちいち時間を費やしてくれるほど暇人じゃありませんし、

そもそも広告なんかに興味がありません。

 

そんな人たちでも読んでくれるように、

メッセージは端的に、わかりやすくしなければならないのです。

この内容は過去の記事でも書きましたね。 

writestarter.hateblo.jp

 

んで、具体的にどうやるの?

ぶっちゃけここですよね、気になるのは笑

 

安心してください。

この本にはその方法論もしっかりと載っていますので、

紹介していきますね。

1.シンプルな単語

文章(センテンス)というものは主に単語から成り立っています。

そのため、文章の印象を決めるのは単語といっても過言ではありません。

 

たとえ文章の構成がシンプルでも、使っている単語が難しければ、シンプルな文章とは言えません。

 

そのため、なるべくシンプルで分かりやすい単語を使いましょう。

よく言われるのは「小学生でも一瞬で意味がわかるレベル」ですね笑

 

例えば、

そうだ、京都いこう。 

 ってありますよね?

これってなにも難しい単語使っていません。

・そうだ

・京都

・行こう

どれも小学生でもわかる単語です。

 

これくらいシンプルな単語なら、誰でもすぐに理解してくれますね。

 

2.短いセンテンス

単語がシンプルに出来たら次に気にするのがセンテンスの短さです。

 

先ほどの単語と同じく、シンプルな単語でもそれがだらだらと長く続いたら、

さすがの私もうんざりします。笑

一般の人はまず途中で読むのをやめるでしょう。

 

そのため、センテンス自体も短く、すっきりした印象を持たせることで

一般の人にも読んでもらえるのです。

 

その点を考えると、

そうだ、京都行こう。 

 というコピーはセンテンスも超短いですよね。

さすが名作コピーと言われるだけあります。

 

3.魅力的な表現

1と2にばかり気を使ってはいけません。

 

あなたの広告の目的は「人の心を動かし、購買へつなげること」です。

 

そのためには、何か見た人の心を揺さぶるものが必要ですよね?

 

その一つにこの「魅力的な表現」があるのです!

 

これはちょっとした言い方の工夫だと僕は思います。

例えば

そうだ、京都行こう。 

 だったら、

「旅行いくなら、やっぱ京都っしょ!笑」

とかじゃなく、まるで一人でふと思いついたような表現を使っていますね。

伝えたい内容は一緒なのに、言い方でここまで印象が変わります。

 

このように、魅力的な表現というものの重要な要因なんですね。

4.人称代名詞を使う

人称代名詞というのは「わたし」とか「あなた」とか

「彼」「彼女」などの人を表現するときに使う代名詞です。

 

これを文の中に入れてあげると有効だと筆者は言っています。

 

どうも人称代名詞を入れると人の心をうつことが出来るらしいんですよね。

 

「なにそれ?ほんとかよっ」

と僕は思ったので、人称代名詞が入ったコピーを調べてみました。

 

結果がこれ

あなたたち日本人 

 というコピーです。

これは東京コピーライターズクラブが2016年を象徴するコピーに選んだ作品です。

 

2016年には"日本人"というナショナリズムに関して考えさせられる出来事が数多く起きたため、それを象徴したコピーとして高い評価を受けたようです。

 

どうでしょうか?

読んだ瞬間、「え、私に言ってる?」という感覚がありませんでしたか?

「あなた」という言葉がつくだけで自分に言われてる感がすごいですよね。

 

つまりこの「あなた」という言葉で僕は心を掴まれていたというわけです。

(まんまと術中にはまっていますね笑)

 

このように、人称代名詞を使うことで、人の心を掴みやすくなります。

まとめ

今回はこの4つのhow toを学習しました。

 

1.シンプルな単語

 

2.短い文章

 

3.魅力的な表現

 

4.人称代名詞を使う

 

次にコピーを書く際はこれらのテクニックを使ってみてはいかがでしょうか?

 

それではまたお会いしましょう。